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Posted by ミリタリーブログ at

2016年05月10日

2016年米国航空博物館めぐり

 今年も 『プレーンズ・オブ・フェイム・エアショー』 を観てきましたが、シアトルとカナダまで足を延ばし計5か所の航空博物館も観てきました。 ここでは、LUFTWAFFEと日本軍機をアップしますが、そのほか米軍機を始め多数の機体がディスプレイされていました。
 その中でも特に、シアトルにある ”FLYING HERITAGE COLLECTION” (以下FHC)の大戦機コレクションは目を見張るもので、飛行可能な機体がほとんどで、その仕上がりは『新品同様』状態でした。FHCは、マイクロソフト社の共同創立者であるポール・アレン氏所有のミュージアムですが、同氏は、昨年巨費を投じ沈没している 『戦艦 武蔵』 を探索・発見していますね。
 まずは、LUFTWAFFE関係から......。近日中に飛行を予定しているためオリジナルのBMWエンジン架装のFw190 A-5はプロペラを外し整備中、Bf109 E-3はエンジンを取り外し整備中でした。
























 続いて日本軍機.....。零戦52型はジャングルから引き揚げた機体ではなく、飛行可能な状態で米国に捕獲された機体がいつの間にか野ざらし状態になったものです。








 複座に改造したロシアンゼロですが、2007年にはPOFで調整されていましたが(下段の画像)、カウリングなどが合わずその後FHCに渡り完成しました。




 次に、創業100周年を迎えたボーイング社の "THE MUSEUM OF FLIGHT" のMe109Eと隼です。






 そして、昨年はお目にかかれなかった、所沢から戻り、完全分解の上2年間かけて修復されたPOFの零戦61-120もショーの1日前に完成し飛行したとのことでしたが仕上がりは素晴らしいもので、左側にあるロシアンゼロのP&Wエンジン音とは異なる軽快なエンジン音を響かせ飛行する雄姿に感激ひとしおでした!




 最後にPOFの素晴らしい公式写真をご覧ください!

Photo by PLANES OF FAME




  

Posted by Kent Space at 14:30Comments(0)ミュージアム